2009.08.20 Thursday
イギリス、6月の住宅購入者23%増
JUGEMテーマ:ビジネス
住宅街を歩くと、「For Sale」の看板が多くなっていることに気づく。平均住宅価格がひところよりもずいぶん下がり、値ごろ感がでてきた。加えて低金利。イギリスの6月の住宅ローン承認数は前月を23%上回った。
前年同月比では、6%のマイナス。昨年のその頃は、金融破たんの前兆としてサブプライムローン問題が取り沙汰されていたが、それでも住宅価格はジリジリと上がり、一時は20万ポンド(当時のレートで約4000万円)に届きそうな勢いだった。
金融破たん後、不動産市場もずいぶん萎んでしまったが、ここにきて少しずつではあるが、住宅購入者が増えてきたようだ。といっても銀行はかつてのように羽振りのよい貸付けはせず、頭金も不動産価格の25%を要求する金融機関が増えている。
職を失わない限り、物価や金利が下がっているこの不況を「それほど悪い状況ではない」と評する人も出てきている。確かに外食産業では高級レストランがお得なセットメニューを出したり、スーパー各社でも「いままでより低価格の品揃え」が充実してきている。
一方、7月の小売りは前月比で0.4%増。衣服や靴の販売が好調で、10.3%もアップしている。いまやロンドンでは年がら年中セールをしている状況で、売出しの貼り紙をしていない店を探すのは難しい。
人々が少しずつお金を使い始めるようになったのは、一部で報じられているように景気の悪さが底を打ったのか、あるいは「不況慣れ」してしまったのだろうか。